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これぞ大分県民のよそ行きカレー トキハファミリーレストラン

2008年03月11日

大分でカレーを喰らう
懐かしさも極まる55杯目!

ラーメンと並ぶ日本人のソウルフードとも言える、カレー。
人それぞれに思い出の味がある食べ物も、この料理の特徴です。

話は変わり、昭和30年代~40年代の家庭の中の一大イベントがありました。
「明日はトキハに行こう!」
若い世代の方に言っても理解できないかもしれませんが、トキハに買い物に行くと言うのは、遠足前にも似たワクワク感があったものです。

その一番の楽しみは、私の場合、トキハのカレーを食べられる事でした。

『トキハ ファミリーレストラン』

創業70年の大分の顔に、昔馴染みの懐かしい味。
大分県民の多くが一度は口にしている庶民派カレーを、私も数十年ぶりに食べてきました!!




トキハの7F。まだまだ呉服や宝飾の売り場のある、この階にファミリーレストランはあります。
このレストラン、いつ開店したのかも分からないほどの歴史なのだそうで、1936年開店当初の全館見取り図には、既に「大食堂」として、存在しているらしく、つまりトキハ自体と同じ70年以上の歴史があると見て、間違いないのでしょう。


入り口傍には、今ではなかなかお目にかかれない商品の模造品が陳列された棚。
ここで商品を選ぶのが、意外と楽しく、お父さんやお母さんとあ~でもない、こ~でもないと語り合うのが、心地良かったんですよねw
もちろん、店内にメニュー表はありませんので、ここで商品を選ぶ必要があります。


入り口にあるカウンターで商品を注文し、食券を手渡しで購入すれば、ようやく中に入ることが出来ます。
レストランで事前に料金を支払うこのシステムも最近では珍しいですよね。
一昨年リニューアルされたばかりだという店内は、280席という堂々とした広さ。


長いテーブルに最近では見なくなったテーブルクロス。そして飾り気のないイス。
まさにデパートの食堂!といった感じの、どことなく懐かしい感じ。いいんです!ここのレストランは、下手に飾り付けるよりも、これこそが、「よそ行き」のレストランの姿なのです。
厨房近くのテーブルに腰を降ろすと、笑顔の店員さんがやってきて、食券の半分をちぎっていきました。


待つこと5分。これぞトキハのレストランの顔!カレー(315円)。
今でもこのレストランに来る10人に1人が注文しているという、看板商品。
男性なら3分で食べることが出来そうな量ですが、この時勢315円のカレーという安さが光ります。


改めてカレーを味わってみると、酸味の強いコクの深さに気が付きました。
具の形もほとんど確認できるものはなく、それだけ時間をかけて煮込まれているのだと思われます。
子供の頃はそんな事考えもしませんでしたが、意外なほどの本格派家庭的カレー。


しつこくない後味は、この後の買い物にも支障はないでしょうし、お手軽な量もそう考えると、この量がもっともベストなのかもしれません。
315円にツッコミたくなるあなたは、間違いなくコテコテの大分県民。
その通り!20年ほど前まではこのカレーは150円で食べることが出来ていました。


カレーだけではありません。
トキハのファミリーレストランの顔と言えば、この150円メニュー。カレーの他に親子丼と中華丼があったのです。
もちろんこれらの商品も未だに健在。これが中華丼(315円)。


時代の変化と共に、値段は当然上がりましたが、それでも315円という安さは、トキハが県民に提供する「懐かしさ」のサービスの様な気がします。その証拠に、レシピなどは全く変わってないそうで、お父さん・お母さんにワガママを言いながら食べた、あの懐かしいカレーの味を思い出しました。
やっぱりカレーは、私のソウルフードです。






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